徳富歯科医院の総義歯 |
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ヨコタデンチャーを基本にしています |
大分県日田市でご開業されていた横田亮先生が、国内外の多くの先人達の手法を統合の上、考案された義歯製作システムで、保険外診療となります。 ご自身の診療室で、年1回だけ開催される特別講習会に4年続けて参加させていただき、沢山の症例を通じて様々なノウハウを学ばせていただきました。 [ch0]
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現在では |
当院での臨床経験を通じて独自の工夫を盛り込んでおり、さらに完成度を高めております。 また稲葉繁先生、村岡秀明先生の教えもいただいており,ヨコタデンチャーで対応できない症例に活用させて頂いております。 [ch0]
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総義歯製作が難しい理由 |
多くの事が考えられますが、私が日常臨床で患者さんにお話していることを簡単にご紹介致します。 入れ歯を支える歯ぐきは場所によって、かたさ、厚さ、弾力性に違いがあります。さらにまた、粘膜の下にある骨も場所によって、かたさ、丸みが違います。平らな所もあれば、バラの刺のように尖っている所もあります。また、咬む力は食材や噛み癖によって様々に変化し、けして全体に一様にかかるものではありません。 [ch0]
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歯ぐきが布団だとしたら・・・ |
ちょっと変わった布団を想像するとわかりやすくなります。 綿がぎっしり詰まった部分もあれば、スカスカにしか詰まっていない部分もある布団。そして所々に石ころや、レンガ、ブロックなどが綿に混入している布団です。
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普通の型どり法では・・・ |
歯ぐきに圧力がかからないので、布団の表面をそっと触ってみた時のような情報しか得られません。手触りが良いとか、どんな生地で出来ているとか、表面的な事柄です。 内部の状態は、手で少し押してみることによって知ることが可能になります。 一番確かな方法は、 実際に寝てみることです。 想像してみて下さい。
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寝てみることによって・・ |
「あぁ、腰のあたりは綿が少ないから身体が沈んで畳を感じるなぁ」とか、 「なんだ、背中はゴリゴリした石に当たって随分痛いぞ」とか、表面をそっと触っただけではわからなかった様々の事に気がつくことができるでしょう。
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診断義歯(治療義歯) |
お口の動きや咬む力に適合した義歯の形を診断するために作る仮義歯のことです。 毎日装着して食べたり話したりしていただきながら約1ヶ月かけて歯ぐきや骨の状態を調べ、必要な義歯粘膜治療をおこない、最終的な型を作りだしていきます。
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診断ならびに調整、治療 |
歯ぐきに咀嚼時の咬合圧をかけるために、テストフードを召し上がっていただきます。 ご自分が食べたい物を持参していただいても結構です。現在当院では「ゆかり」というお煎餅を1〜2枚治療室で召し上がっていただくことが多くなっております。
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超精密重合 |
本義歯の製作に際しては、SR-イボカップシステムという特殊器具を使用しております。 オリジナルの使い方では、僅かな誤差が生じてしまうことに気付き、誤差を消失させる独自の工夫を込めて使用しております。義歯用樹脂を6気圧の圧力釜ごと、70度に調整されたお湯に浸し、8時間かけてじっくりと硬化熟成(重合)させること等により、診断義歯と寸分違わない精度を持った本義歯をお作りしております。(1997年5月QDT論文発表)
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本義歯完成 |
上欄に診断義歯と完成した本義歯の写真を掲載しています。そっくりにできあがっているので、新品なのに最初から馴染んだ感じでお使いいただけます。 治療費:診断義歯、粘膜治療、本義歯、全部合わせて片顎約35万円、上下顎で約70万円です。
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高機能快適義歯 |
ヨコタデンチャーをさらに高機能にするために、種々のオプションをご用意しています。メタルラミネートデンチャー、白金加金咬合面、コーヌスデンチャー、リーゲルデンチャー、マグネットデンチャー、インプラントデンチャー、上記複合デンチャーなどを上欄にて写真入りでご紹介しています。
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