インプラント |
インプラント治療は、社会保険や国民健康保険の給付範囲外治療のため、保険がききません。
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当医院で採用しているインプラントの種類と費用 |
●ノーベル・ブロネマルク&スピーディ/ 応用範囲が広い新しいインプラントがようやく日本で認可されました。一回法にも二回法にも対応できます。多様なパーツが応用できるので、全体を4本のインプラントで支えるAll-on-4 を行う場合にも、このタイプを使います。 費用は仮歯まで1本あたり約35万円です。またAll-on-4 は、白金加金製の梁を用いた仮歯まで含めて約150万円になります。(但:仮歯は上部構造作製後に回収させていただきます) 上部構造(かぶせもの)は、5千円のプラスチックのものから、約15万円のセラミックスまで様々ご用意しております。All-on-4の上部構造は作り方や、人工歯の材質により約120万円〜150万円となります。 ●ノーベル・ダイレクト/ 一回の手術で終わるインプラントです。 インプラント埋入は一本25万円で、上部構造(かぶせもの)は、5千円のプラスチックのものから、約10万円のセラミックスまで様々ご用意しております。 後々の応用はあまりききませんが、少数の歯を失った場合や、歯茎や顎の骨がしっかりしている症例に適したインプラントです。 ●ノーベル・リプレイス/ ノーベル・ブロネマルクと、ノーベル・ダイレクトの中間の特性を持った2ピースタイプのインプラントです。埋入本数が多い場合や、インプラント体への負荷が大きい事が予想される場合にはブロネマルクをお奨めしています。 インプラント埋入は、一本30万円です。磁石で義歯を支えるのに使う場合は一本35万円になります。義歯の状態等により、補強が必要な場合は、別途加算させていただく場合があります。
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インプラントの実績 |
2012.10.31現在(総計864本 成功率98.6%)
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オールオンフォー |
それは4本(〜6本)のインプラントで総義歯を固定するインプラント治療法です。
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(1)当医院のオールオンフォーの特色 |
オールオンフォーの考案者である Dr. Malo もその良さを認めているものの、技術的に困難という理由からその製作を諦めた白金加金一体鋳造という技工法を、当医院独自に考案した精密鋳造システムによって実現しております。 通常、オールオンフォーの仮歯はプラスチックを主体とし、針金でいくらか補強されただけのものが多いのですが、当医院では最初の固定が最重要という考えに基づき、仮歯からしっかりした強度を持たせるようにしています。 (但:仮歯は上部構造作製後に回収させていただきます)
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(2)当医院のオールオンフォーの手術法 |
当医院のインプラント埋入手術は、しっかりした強度を持たない上部構造を使っている医院と異なり弱い仮歯の強度を増すために健康な骨の削除を行って上部構造を厚く作る必要がありません。 大切な骨を最大限保存し、インプラントを支えるために有効活用することができ、しかも痛みや腫れの少ない手術が可能になります。 その結果、骨の状態が良い場合には右写真のように歯ぐき部分をつける必要のない快適な上部構造を作製することができます。 なお、インプラント埋入時のしっかり度合いは、実際に埋入してみて初めてわかるものです。 全てのインプラントが、埋入後すぐに型どりができる状態になるとは限らないことをご承知於きください。
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(3)オールオンフォーの仮歯の種類 |
弱った歯が多数残っているが、抜歯後歯ぐきが固まるまで入れ歯で過ごすのは忍びがたい方の場合には、術前のCT撮影データから骨の相対硬度を分析することによって、抜歯と同時にインプラントを埋入し、埋入直後に型取りを行い、そして翌日までに白金加金一体鋳造による強固な梁を持った固定式の仮歯を製作することが可能です。 もし翌日まで待てない方の場合には、プラスチック製の義歯を手術終了時に装着して差し上げることも可能です(費用別)が、当医院ではあまりお薦めしておりません。 また治療期間が長くなっても良いけど、インプラント埋入手術はできるだけ短時間で終えることをご希望の場合には、あらかじめ必要な抜歯を行った後3ヶ月〜半年間仮義歯でお過ごしいただき、歯茎や骨が治ってから、CT撮影ならびに分析を行う事によって、手術時間を最少限にすることが可能になります。
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(4)オールオンフォーの最終上部構造の種類、その1 |
患者さんそれぞれのお口の状態に合わせて、歯ぐき部分を調整することができます。 歯ぐきをつけない上部構造の写真とわずかに歯ぐきをつけた上部構造の写真をご紹介しています。
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(5)オールオンフォーの最終上部構造の種類、その2 |
長年総義歯に馴染んでおり、年月と共に歯ぐきや骨が弱ってしまったため、義歯内面の合わせ治しだけでは改善できなくなった義歯の浮き上がりや、硬い物を咬むと歯ぐきが痛いことを改善したい場合には、固定式の上部構造ではなかなか改善できない、以下のような問題が残る事があります。 1・頬がくぼんでしまう。 2・食べ物が歯と頬の間に挟まるのが気になる。 3・今までのように義歯を外して掃除をしたい。 そのような場合には、右上写真のように、マグネットのキーパーを白金加金で取り込む設計の一体精密鋳造を行って丈夫な梁を作ります。 そして右下写真のように、使用中の義歯のなかに白金加金の梁をはめ込んで補強してから、マグネットを接着することにより、上記の問題を全て改善する事が可能になります。
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最近の症例 |
2006.03.16〜現在までに行ったインプラント埋入症例のうち、患者さんにお許しをいただいた症例を呈示しております。ありがとうございます。感謝します。
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