●再咬合採得(このページ、リコーのDC-4Uで撮影)
パッキングの予定で、診断義歯を完成させておきました。
ところが、試適してみると下顎が後退しています。
まだパッキングをしていないので、顎位のよみがえりというよりは、前回の咬合採得の時に、患者さんのリラックスが足りなかったようです。
(リコーのデジカメは、口唇や粘膜の色の再現性があまりよくないようです)
そこで、下顎の臼歯をはずして、レッドバイトワックスを盛りつけて咬合採得のやりなおしとなりました。
再咬合採得の側方観と後方観です。
後方観で、上下の基礎床が触っていないことが大変重要です。
これから咬合器に再付着し、下顎の配列を全部やり直します。